占星学

Moon Phaseと女神

こんにちは!
このサイトでは、Widgetを置いてMoon Phase(月の周期)が見れるようにしてありますが(微妙なズレがありますが、、)、巷でもよく「今日は新月!」「今日は満月!」みたいな話をよくしますよね。
特に最近では「今夜はスーパームーンです。」とか「今日はストロベリームーンと呼ばれる満月で、、、」みたいなこともニュースで言ったりしています。
それだけ、月の存在がわたしたちの生活に密接であるということなのでしょう。

さて「神話と占星学」のページでは、月に関連する神話として「アルテミス、セレネ、ヘカテー」が出てきます。これら三人の女神たちは、月の周期によって象徴するパートが変わってくると言われています。月は女性と結びつきが強いので、月のサイクルは女性の一生という感じで捉えることもありますね。

その分け方ですが、大きく分けて
・新月〜上弦の月の途中まで(New Moon 〜 1st QuarterとWaxing Gibbousの間)
・上弦の月の途中〜下弦の月の途中まで(1st QuarterとWaxing Gibbousの間 〜 Waning GibbousとLast Quarterとの間)
・下弦の月の途中〜新月(Waning GibbousとLast Quarterとの間〜New Moon)

の三つのパートに分かれます。図で見るとわかりやすいですね。

最初の新月〜上弦の月の途中まで(New Moon 〜 1st QuarterとWaxing Gibbousの間)、図だと水色の区間はアルテミスが象徴する区間です。乙女真っ盛り、反抗期もありつつという若い月です。恋愛よりも狩りに夢中で、侍女たちと森を駆け抜けて遊んでいる月ですね。好きなひとがいても甘酸っぱい関係で始終ドキドキみたいな感じでしょうか? 好奇心たっぷりでやりたいことにも真正直、でもちょっと不安も抱えつつ、、、な感じです。年齢で言うと、誕生から学生時代くらいです。

次の上弦の月の途中〜下弦の月の途中まで(1st QuarterとWaxing Gibbousの間 〜 Waning GibbousとLast Quarterとの間)、図だとピンク色の区間はセレネが象徴する区間です。セレネの神話にもある通り、恋愛をし、様々な感情を抱いて大人になっていく段階の月です。一説にはセレネはエンディミオンの子を妊娠したとも言われていますし、女性としての豊さも象徴しているわけです。大学、就職、結婚、子育て、そんなくらいの時代です。女性としての心身の変化を一番に感じやすい月なんでしょうね。

最後の下弦の月の途中〜新月(Waning GibbousとLast Quarterとの間〜New Moon)、図だと紫色の区間はヘカテーが象徴する区間です。ヘカテーは冥界の女神でもあります。様々な人間模様などを見聞き、かつ経験をし、世の中の酸いも甘いも知っている熟した月です。人間の様々な側面を周知しており、超越感があるのでしょう。そして確固たる自分も持っています。揺るぎない信念がそこにはあるのでしょう。社会復帰、後輩の育成、リタイア、そして死の時代ですね。

月の公転周期は 29.5日くらいですが、そこで月は生から死までを経験することとなります。その中でアルテミス・セレネ・ヘカテーという女神たちを通じ、人生の流れをちょっと感じることができるのです。自分が生まれた時のMoon Phaseが何なのかを調べてみると、どの女神によって象徴されているのかを知ることができるのもおもしろいですね。


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