金星学(Venusology)は占星学の中でも「金星」に焦点を絞り、その性質を掘り下げていく学問と、このサイトでは定義しています。

心理占星学については、ASTROL-PSYCHEで書き綴っていますが、
金星についてだけ!金星に特化したものを作りたい!と思って作成したのがこのページです。

金星はキレイ、美しい、優しい、女性の味方、、なんて印象があると思いますが、
特段これらの御加護をわたしたちに授けてくれるわけではありません。
(それは、どの惑星でもそうです)
金星のいうものとは、つまりは「個々人の中の金星的感覚」です。
「個々人の中の金星的感覚」が刺激されると、彼女はびっくりするようなミラクルを生み出します。
それが「ときめき」です。




わたしたちは「ときめき」を感じると、
キラキラしたような感覚、甘い気持ち、甘酸っぱい思い、ワクワクの鼓動、止まらないキュンキュン。
いろんなものを感じます。
これらの刺激は人生に彩りを与え、わたしたち自身のキレイになりたい気持ちや、周囲に対する優しさを促進させたり、考えるきっかけを与えてくれる意味での「女性の味方」なんだとも言えます。
もちろん、男性であっても、彼女はこういったものを生み出して授けてくれる「味方」です。



忙しい日々を過ごしていると、余暇を取るのも忘れて、慌ただしさに身を任せがちです。
起きて、仕事をして、寝て、また起きて、、、
そんな日々の中に、金星は「ちょっと立ち止まって周囲を見て」なんて言葉も投げかけてきます。
周りを見渡せば、美しい花々、美味しいお菓子、気を許せる仲間がいて、、、、
そこに気づくと「ときめき」を享受する余裕が生まれてきます。
忙しくても美味しいお茶を飲んで、ちょっと休憩!みたいなものです。
休憩時間のインターネットサーチで新作のコスメを見たり、
好きなミュージシャンの新譜を聴いたり、
大好きなひとや楽しい友人から、おもしろい話を聞いて笑ったり。
これも金星の効果!



彼女のいう「ときめき」は、稲妻が走るような運命の出会いレベルから
ご褒美の美味しいチョコレート、友達との楽しい会話、街角にたたずむかわいい猫、旅先で出会った素敵な老夫婦、道端に咲いていた名もなき草花などなど。
こういった日常生活レベルでも出会うことができるものを約束してくれています。
金星は、「突然ヨーロッパの王子様からポロポーズされて、世界一大きなダイヤモンドをもらった!」とかいうシンデレラストーリーを常に願っているわけではありません。
割と小さなレベルでも、金星的な「ときめき」は待ち受けているのです。
そんな小さな幸福のようなものを見つけたり、引き寄せるチャンスを金星はわたしたちにもたらしてくれます。
それがきっかけで、飛び上がるくらいのときめきを生むことだって彼女、
いわゆるわたしたちの中のそれぞれの金星には可能なのです。

このサイトでは、「ときめき」を中心に、金星・アフロディーテの性質を解き、
目に止まった方の「ときめき」を生むような材料になればいいなと思います。