ノースノード・サウスノードはドラゴンヘッド・ドラゴンテイルとも呼ばれます。インドの伝説でこのような逸話が残されており、それがこのノードとなったようです。
「神々しか食べてはいけない桃を、蛇がうっかり食べてしまった。すると蛇は何てことだと剣で真っ二つに斬られてしまうが、その桃を食べてしまっては永遠に死ぬことができない。頭と尻尾に分かれた蛇は永遠にその姿で苦しみ続けるしかないが、『頭の方は頭があるから、これからどうするかどうにか考えられるだろう。尻尾の方は救いようがないが。』」
ノードは月の軌道が太陽の見かけの通り道(黄道)と交わる箇所ですが、何を示してるかについては多様な解釈がされているように思います。この神話を反映すれば、ノースノード(頭)は「今後変えていける部分」であり、サウスノード(尻尾)は「変えようがない部分」でもあるのでしょう。ノードの成長は「月の軌道が太陽の見かけの通り道と交わる」ことであるから、他者との出会いを介しての成長だとも言われます。